ミニバラをメリアにする工程Vol.1

アクシデントから応用へ


メリアとはアレンジメントでよく使われる専門用語で花びらや葉を幾重にも重ねて大輪の花を構築させる技法のことです。

椿の花を「カメリア」というのですが、そこから「メリア」という言葉が派生したようです。

ユリの花をメリアにすればリリメリア。

葉をメリアにすればリーフメリアということになります。


今回は、よくあるアクシデントからメリアへしてしまおう!という発想の転換と応用を何回かに分けて説明してみようと思います。


また、メリアにする方法は他にもあるのですが、いつも私が行っている技法ですので、ご了承ください。


まず、プリザーブドフラワーはこんなふうにパッキングされている状態のものを仕入れています。

お花の種類やメーカーさんによって違いはありますが、これは大地農園さんの「ビビアン」という品種です。(1箱24輪入り)

1輪づつ仕切られたトレイの中に柔らかな紙の緩衝材とともにキッチリと収められています。


こんなに丁寧に梱包され、私も出来るだけ気を付けて自宅に運びますが、いざ使う段階で箱から取り出してみると。。。


プリザーブドフラワーはとてもデリケートなので、このようなアクシデントはよくあることです。

でも、慌てないで箱の緩衝材の中を探してみてください。折れて中に取り残されていることが多いのです。


ほら!ありましたよ~。ミニバラですからガクもこんなに小さいのです。

ガクは花びらを周りから支える大切な役目を果たすものなので、メリアにする工程で場合により余ることがありますが、捨てずに取っておくと、探しても見つからない時に重宝します。


ご存知でしょうが、プリザーブドフラワーは生花に特殊加工を施したもの。

当然、生花は咲き方も大きさも花びらの巻き方もそれぞれ違いがあります。

なかには「前回仕入れたものと巻き方が違う、大きさが違う。」と業者さんにクレームをつける人もいると聞いたことがありますが、自然のものですから個体差はあって当然。


それはチャンスと捉えて自分の技術向上のために練習用にしたり、いかに美しい状態に直せるか挑戦した方がいいと思いますよ。(私個人の考えですのであしからず)

このお花はご覧のとおり2cmくらいの大きさですが、少し歪みがあり、花びらにも少しだけひび割れが見てとれます。

ガクもとれてしまっているのですから、ここは臨機応変に2輪のミニバラを使って、1輪は蕾にもう1輪は大きめの満開な様子にさせてみようと思いつきました。


少々、長くなってしまうので続きは順次、画像を使って解説していきます。


花とクラフト 華鈴

湘南平塚でプリザーブドフラワー教室&カラーセラピーをしております

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